はじめに:家を買うなら、マンション?戸建て?
子どもがまだ小さいうちに、将来の住まいをどうするかを考え始めました。
理想は、小学校に上がる前までに“自分たちの家”を持つこと。でも、実際には教育資金や老後資金も必要で、住宅ローンの支払いも加わると家計のバランスが気になります。
今は普通の賃貸に住んでいますが、家で過ごす時間が長くなるほど、「もっと満足できる家に住みたい」という気持ちが強くなってきました。
そこで今回、マンションと戸建ての違いについて、情報を集めながら自分たちの理想に近いのはどちらなのかを比較してみることにしました。

子どもが小学生になる前には家を持ちたいなあ…でもマンションか戸建てか、全然決められない。

私は新築のマンションがいいな。駅近で便利だし、セキュリティもしっかりしてて安心。

おうちひろいと、いっぱいあるける〜!
比較①:価格と諸費用
マンションと戸建てでは、最初の価格だけでなく、維持費の構造が大きく異なります。
■マンションの場合
- 一見、戸建てより安く感じることもありますが、土地代を共有している分、所有権の一部にすぎません。
- 月々の管理費や修繕積立金がかかり、これらは将来的に値上げされる可能性も高いです。
- 駐車場代が別途必要なケースも多く、家族で車を使う場合はその分も見ておく必要があります。
■戸建ての場合
- 初期費用は割高になりがちですが、土地が自分のものになるため、資産性は高め。
- 修繕などの維持管理費は自分のタイミングで行える反面、突発的な出費になることも。
- 駐車場は自由に設けられるため、車持ちの家庭にはメリットが大きいです。
■ぶれパパ家の考え
マンションはブランド性や利便性の面で魅力ですが、将来的な維持費の増加や狭さがネック。
戸建ては広さと自由度に惹かれますが、修繕や土地探しの手間、防犯面での不安もあります。
「見かけの価格」だけで判断するのではなく、長期の家計シミュレーションをした上で選ぶ必要があると実感しています。

マンションは見かけに加えて、管理費とか修繕積立金でけっこう取られるんだよなあ…。

戸建ては修繕も自分でやるでしょ?忘れそうで怖いわ…。
比較②:立地と利便性
家を買ううえで立地はとても重要なポイントです。
駅からの距離、通勤のしやすさ、周辺の生活環境…。家自体がどれだけ良くても、立地が合わなければ満足度は下がってしまいます。
■マンションの場合
- 多くは駅近に建てられていることが多く、通勤や買い物の利便性は抜群。
- ただし最近では、駅から遠い新築マンションも増えており、「せっかく買うなら駅徒歩5分以内がいい」というこだわりがあると、選択肢は限られます。
- 新築志向が強い場合は、駅近+新築の組み合わせはプレミア価格になりがちです。
■戸建ての場合
- 広い土地を確保する都合上、どうしても郊外寄りになることが多い。
- 通勤時間が伸びたり、生活施設が遠くなったりする可能性も。
- その分、公園や静かな住宅地など子育て向きの環境が多いというメリットもあります。
■ぶれパパ家の視点
現在は通勤時間が15分ほどと非常に恵まれた立地ですが、将来的に通勤時間が30〜40分程度になるのは許容範囲。
とはいえ、やはりスーパーやドラッグストアといった日常の利便性が高いことは外せません。
ぶれママは「新築派」、ぶれパパは「中古でもOK派」ですが、駅近の新築マンションはどんどん少なくなり、価格も跳ね上がってきているという現実…。
住みたいエリアとしては、中区・千種区・昭和区・名東区・瑞穂区・天白区など、名古屋市内でも治安や学区、リセールバリューが高めの地域を中心に検討中です。
比較③:防犯性・安全面
家を持つということは、安心できる暮らしを手に入れるということでもあります。
特に小さな子どもがいる家庭にとって、「防犯性」は大きな検討ポイントの一つです。
■マンションの場合
- オートロックや防犯カメラの設置など、共用部分のセキュリティ対策が充実。
- 内廊下のある物件はさらに安心感が高い反面、価格は上がる傾向。
- 共用部に人目があるため、不審者やセールスが入りづらい。
■戸建ての場合
- 玄関や窓など、外部に直接面しているため防犯対策は自己責任。
- 夜道が暗い立地だと不安が増すことも。
- 対策としては防犯カメラや警備会社、二重ロックなどが必要。
■ぶれパパ家の視点
最近の物騒なニュースを見ると、「戸建ては鍵をかけていれば安心」とは言えず、怖さを感じています。
強引なセールスや勧誘も戸建ての方が入りやすいという印象があり、何かしらの対策は必須だと思っています。
マンションであればオートロック・防犯カメラ・人通りのある共用部が安心材料になりますが、内廊下の物件はどうしても価格が跳ね上がる…。
セキュリティと予算のバランスに頭を悩ませています。
また、子どもが落ちない設計や、夜でも暗すぎない周囲の環境も重要視しています。

最近は物騒な事件も多いし、防犯カメラとかオートロックってやっぱり大事。

戸建ては自分たちで対策しないといけないから、ちょっと不安よね。

おばけ、くるの…?
比較④:子育て環境
今はまだ1歳のぶれ子ですが、これからの成長を見据えると、家の環境が子どもの育ちにどう影響するかは非常に気になります。
■マンションの場合
- 人目があることで安心感はある。
- ただし部屋数や広さに限界があり、将来的に手狭に感じる可能性も。
- エレベーターや共用通路の使いづらさは育児中にストレスになることも。
■戸建ての場合
- 広さを取りやすく、子ども部屋や遊び場を確保しやすい。
- 出入りがしやすく、荷物が多い時期でもストレスが少ない。
- セキュリティや駅距離の課題はあるが、自由度は高い。
■ぶれパパ家の視点
現在の賃貸では、通路の壁が低くて落下が心配だったり、車通りの多さが気になったりと、子育て視点では不安な点が出てきています。
今後は子ども部屋を分けられるような家に住みたいですし、住環境も快適でハイテクなものにしたいと考えています。

走り回れる庭がある戸建てって、子どもにとってはいい環境なんだろうなあ。

でも送迎とか考えると、駅近マンションの方が助かる気もする…。

こうえんいこー!すべりだい!
今の気持ちまとめと次回予告
ここまで比較してみて、現時点では「マンション寄り」かなという気持ちが強いです。
通勤や買い物に便利な駅近の立地、将来的な売却のしやすさなどを考えると、今はマンションが現実的に思えます。
一方で、広い部屋を買おうとするとマンションの価格は跳ね上がり、予算との兼ね合いに頭を悩ませています。
将来的には親から土地をもらって戸建てに住み替えるというプランも検討中。
何よりの課題はお金です。過去記事で紹介した老後資産7000万円プランを守ろうとすると、今の状況では家の購入が難しく感じられます。
だからこそ、もう少し攻めの計算をして、現実的に「買えるライン」を探っていく必要があると感じています。

結局、どっちにもいいところがある…。簡単には決められないね。

でもちゃんと比較して、納得して選びたいよね。後悔したくないもん。
次回予告
次回は、ぶれパパ家が
- いくらの家が買えるのか?
- 月々の支払額はいくらか?
- 積立との両立は可能か?
などを、具体的な数字を使ってシミュレーションしてみたいと思います。
読者の皆さんへ
家は「ローンが通れば買える」わけではありません。
本当に大切なのは、「払い続けられるかどうか」。
不動産会社の言う「買えますよ」は、「安全に暮らせますよ」とは限りません。
ぜひ、自分たちの価値観とライフプランを軸に、納得のいく選択をしていきましょう!
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