過剰なリスクを取り地獄を見た日。そして、再建の一歩を踏み出した。

ぶれパパの失敗談

過剰なリスクを取り地獄を見た日。そして、再建の一歩を踏み出した。

はじめに

私はこれまで、資産運用に真剣に取り組んできたつもりでした。
投資信託を中心に、現物株・信用取引も組み合わせて、2025年3月下旬には総資産が2865万円に達していました。

しかし、わずか10日余りで1200万円近くを失うとは、当時の私は想像すらしていませんでした。

この記事では、資産が急減した経緯と、そこから「再建」を決意した今の気持ちを、正直に綴ります。

信用取引で膨らんだポジションと慢心

当時の私の資産構成は以下の通りです。

  • 現物株: 優待株を中心に約200万円+成長株に約200万円
  • 投資信託: オルカン・S&P500系のインデックスファンド 約1600万円
  • 信用取引: 複数の成長株やテーマ株などで積極的にポジションを保有

3月26日時点では、個別株の含み益が現物220万円+信用400万円=約620万円と、かなり順調に増えていました。

ただその裏で、信用ポジションの一部は含み損を抱えており、「主力銘柄の利益があればカバーできる」と楽観的に構えてしまっていたのです。

その判断が、後に致命的な失敗につながります。

冷静さを失い、崩れていく資産

3月末から市場が荒れ始め、主力株が次々と値を崩し始めました。
「含み益はまだある」「反発するだろう」と楽観を捨て切れず、私は何もできないまま、ただ値下がりを見つめていました。

そして、市場全体が崩れたタイミングで、ついに追証通知が届きます。

フルポジ状態での追証、そして損切りの連鎖

私は、現物株・投資信託すべてを担保にし、ほぼフルポジション(保証金率40%前後)の状態で相場を迎えていました。

全面安の中、保証金維持率が下がり続け、強制的に毎日のように少しずつ損切りが発動。
その最終段階である4月7日、ついに主力株の一部を「マイ転状態」で損切りされるという、最も悔しい経験をしました。

資産の推移(簡易)

  • 3月26日時点: 2865万円(含み益約620万円)
  • 4月7日時点: 1724万円(含み損約▲70万円)

約1140万円の資産が、10日ほどで吹き飛んだことになります。

残った資産と、乗れなかった反発

皮肉なことに、損切りの嵐の中で主力株の一部をマイナスで手放すことになりました。
それでも奇跡的に残せたのは、以下の資産です。

  • 現物株の一部(約220万円分)
  • 投資信託すべて(約1300万円)
  • 信用ポジションの一部(複数銘柄、含み損あり)

4月8日以降、相場が反発を始めたものの、損切りで手放した主力銘柄が含み益に転じていくのをただ見つめるしかない状況でした。
反発に乗り切れなかった悔しさは、今も忘れられません。

追証を回避できたのは、紙一重

今振り返っても、「もし4月8日に反発がなかったら」と思うと、背筋が凍ります。
その場合、追証50万円前後が発生していた可能性が高く、キャッシュポジションをほとんど持っていなかった私は、さらに強制決済されていたでしょう。

そうなれば、完全退場も現実になっていたかもしれません。
この日が「紙一重で生き残った」日であったことは間違いありません。

信用取引との向き合い方を考え直した

私は今もなお、信用取引のポジションを一部保有しています。
含み損を抱えている銘柄もあり、完全に整理しきれていないのが現状です。

ただし、今回の件を通じて、信用取引との向き合い方を根本から見直す必要があると痛感しました。

今後は、以下のような姿勢で信用取引に取り組みたいと考えています。

  • むやみにロットを張らない
  • レバレッジを過度にかけない
  • 一時的なパニック売りなど、明確な戦略がある場面で限定的に使う
  • 保有比率や余力を常に意識し、撤退ラインを事前に定める

信用取引そのものは、使い方を間違えなければ武器になる。
そう信じているからこそ、「自分の器に見合った運用」を徹底する。
これが、今回の暴落を通じて得た一番の教訓です。

再建の一歩を踏み出して

絶望的な気持ちの中で、それでも私は「このままでは終われない」と思いました。
家族がいること、守るべき存在があることが、私の心を奮い立たせてくれました。

今、私が取り組んでいることは以下の通りです。

  • 投資信託を軸とした資産形成への再構築
  • 新NISAのフル活用と、積立の再設計
  • 家計の見直し
  • ブログを通じた副業挑戦・情報発信

リスクの大きさに踊らされるのではなく、「コツコツと、ぶれずに」進む姿勢を、改めて大事にしていきたいと考えています。

最後に

今回の暴落で、私は投資の怖さと、自分の未熟さを痛感しました。
しかし同時に、「それでも前に進むしかない」と思えるのも、投資の力だと思います。

このブログは、そんな私の再建のリアルな記録です。
同じように不安や損失を抱える方がいたら、ぜひ一緒に進んでいけたら嬉しいです。

ぶれパパ
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