長野県の名湯・昼神温泉にある高級旅館「石苔亭いしだ」へ、1歳児のぶれ子・ぶれパパ・ぶれママ・ぶれパパの母・祖母の4世代で宿泊してきました。きっかけは、ぶれパパの母からの「ぶれ子を連れて一緒に温泉へ行きたい」というリクエスト。ぶれママの両親とは旅行経験が多い一方、自分の親とぶれ子の温泉は今回が初めて――4世代で特別な思い出を作ることが今回のテーマです。
宿選びの決め手は、高級旅館でありながら1歳児の宿泊OKであること。温泉好きな家族みんながくつろげる環境に加え、ホテル滞在が多かった我が家にとって「旅館ならではの時間」を味わえる点にも惹かれました。星空観賞や上質なおもてなしに期待しつつ、近場でも非日常を感じられる旅へ。
本記事では、高級旅館に1歳児を連れて4世代で宿泊したリアル体験を、到着から帰宅までのタイムラインで詳しく紹介します。
「高級旅館に赤ちゃん連れでも大丈夫?」「祖母世代と一緒でも楽しめる?」と不安のある方に向けて、子連れ対応・食事・大浴場・休憩ラウンジ・周辺散策・星空観賞まで、実体験ベースで役立つ情報をまとめました。

高級旅館って子連れでも大丈夫なのかな?

ここは子ども用サービスがあるし、スタッフさんも優しいから安心だよ。

わたしもいっしょにおふろはいれる?

家族風呂があるから大丈夫!温泉デビュー楽しもうね。
出発からチェックインまで|名古屋から昼神温泉「石苔亭いしだ」へ
今回の4世代旅行は、名古屋市から昼神温泉まで車で向かいました。移動手段は家族みんなが同じ時間を共有できるマイカー。高速道路を利用して約1時間ちょっとという近さは、小さな子どもや祖母世代が一緒でも負担が少なく、子連れ旅行にとって大きな安心ポイントです。長距離ドライブが苦手な方や、1歳児を連れての初めての温泉旅行を計画している方にとって、このアクセスの良さは昼神温泉を選ぶ大きな理由になるはずです。
実家でモーニングランチ
まずはぶれパパの実家近くに立ち寄り、地元でモーニングが有名な喫茶店で腹ごしらえ。名古屋ならではのモーニング文化は、ドリンクを注文すると11:30まで無料でパンやサラダが付くという贅沢仕様。ランチを兼ねての利用ができ、旅のスタートにぴったりです。セット内容は厚切りトースト・シャキシャキサラダ・ゆで卵・フレッシュオレンジとシンプルながら満足感たっぷり。ぶれパパはアイスティーを注文し、ぶれママはオレンジジュースを選びました。1歳のぶれ子もママと一緒にオレンジジュースを飲んだり、ぶれパパのパンやオレンジを少しずつ食べたりしてご機嫌。店員さんや周りのお客さんから「かわいいね」とたくさん声をかけてもらい、ぶれ子はすっかり人気者。旅の前から心が温まるひとときでした。
車内での道中
出発後は母と祖母が後部座席に座り、チャイルドシートのぶれ子のお相手を担当。ぶれ子が退屈しないように、歌を歌ったりお気に入りの絵本を読んだりと車内は終始にぎやか。1時間ほどの短いドライブだったため、トイレ休憩は1回のみ。高速道路は整備されており、子どもがいる車旅でも安心です。母と祖母が笑顔でぶれ子をあやしてくれるおかげで、運転するぶれパパと助手席のぶれママも安心して景色を楽しめました。
昼神温泉へ近づく景色
目的地に近づくにつれ、山々と青空がぐっと近くに感じられるようになり、車内のテンションも自然とアップ。澄んだ空気と広がる自然が旅気分を盛り上げ、「これから温泉に入るんだ」という期待が高まります。名古屋からわずか1時間余りで、都会の喧騒を離れた別世界に到着できるのは、昼神温泉ならではの魅力。石苔亭いしだへの道のりは、ドライブ自体が楽しいコースで、大人も子どもも窓の外に目を向けながら、わくわくとした気持ちで旅館到着を迎えました。
石苔亭いしだ到着|チェックインとロビーで感じたおもてなし
昼神温泉の高級旅館「石苔亭いしだ」に到着すると、まず目に入るのは堂々とした門構え荷物もすぐに運んでくださり、祖母や母も安心そうな表情。この最初の対応だけで「石苔亭いしだにしてよかった」と感じるほどでした。
スムーズで丁寧なチェックイン
受付カウンターではスタッフ全員がにこやかで、こちらの緊張をほぐしてくれるような雰囲気。チェックインはとてもスムーズに進み、祖母世代にも分かりやすい説明を心がけてくれていました。さらに嬉しかったのは、1歳のぶれ子にも優しく声をかけてくれたこと。名前を呼んで「かわいいね」と話しかけてくれる姿勢は、子連れ旅行者にとって大きな安心材料です。「高級旅館に赤ちゃんを連れて行っても大丈夫かな?」という不安は、ここで一気に吹き飛びました。
ロビーの雰囲気とおもてなし
館内に一歩足を踏み入れると、漂ってくるのは日本らしいお香の香りで更に能舞台があり、他の旅館ではなかなか見られない独自の魅力。非日常感を演出する空間デザインは「特別な場所に来た」という実感を与えてくれました。チェックインを終えると、抹茶と茶菓子のウェルカムサービスが用意されており、家族そろってほっと一息。ぶれ子も大人用の椅子に深く腰掛け、満足そうにおとなしく座っていたのが印象的でした。こうした「家族全員が安心して過ごせる仕掛け」が随所にあるのも、石苔亭いしだの大きな魅力です。


到着直後の感想
名古屋からわずか1時間ちょっとで到着できる近さにもかかわらず、館内に一歩入ると都会の喧騒を完全に忘れさせてくれる別世界。母は「近いのに温泉旅行気分が味わえるのは最高」と喜び、祖母も「高級感があって素晴らしい」と目を輝かせていました。ぶれママは「旅館ならではの非日常感がすぐに味わえるのは嬉しい」と感想を漏らし、家族全員が「ここに来て良かった」と自然に思えた瞬間。能舞台を眺めながら抹茶をいただく時間は、日常を忘れさせる小さな舞台演出のようで、4世代旅行ならではの特別感を強く感じさせてくれました。

お部屋紹介|4世代でもゆったりできる和モダン空間
今回宿泊したのは和室タイプのお部屋。畳敷きの落ち着いた空間に、低めのベッドが2台、布団が2組という構成で、最大4世代でも十分にくつろげる広さがありました。窓の外には手入れされた庭が広がり、昼間は緑が美しく、夜には静かな空気に包まれます。名古屋から1時間余りで到着できる近場の温泉地でありながら、この非日常感は「石苔亭いしだ」ならではだと感じました。
和の温もりを感じる落ち着いた雰囲気
部屋全体は落ち着いた色調でまとめられ、畳の柔らかさが心地よい空気を演出。祖母も「やっぱり畳の方が落ち着く」と嬉しそうに話しており、世代を超えて安心感を与えてくれます。畳なら1歳児が転んでも大きな心配がなく、子連れには大きなメリット。窓からは山と広い空が一望でき、自然に包まれた空間でゆったりと過ごせる点も魅力でした。

子連れへの細やかな対応
嬉しかったのは子ども用の浴衣を用意してくださったこと。1歳のぶれ子にとっては初めての浴衣で、実際に袖を通したのは散策を終えてからでしたが、用意されているだけでも安心感がありました。「この旅館は子どもも一人前のお客として迎えてくれる」と感じられる心遣いに、親としてとてもありがたく思いました。広いお部屋のおかげで、ぶれ子は自由に走り回って大はしゃぎ。畳と低めのベッドという安心感のある環境が、子連れでも落ち着いて過ごせる理由になっています。
4世代が快適に過ごせる工夫
寝具は布団とベッドが2つずつあり、母と祖母は布団を、ぶれパパ・ぶれママ・ぶれ子はベッドを使用。さらに、子どもがベッドから落ちないようにと要望したら、ベッドをくっつけて配置してくれた点には感動しました。高さも低めに設定されているため、安心して子どもを寝かせられます。祖母は「布団で寝られるのが一番落ち着く」と喜び、母も「旅館らしい過ごし方ができる」と満足そう。世代ごとの希望に合わせられる寝具の配置は、まさに4世代旅行を想定したおもてなしだと感じました。

印象に残ったポイント
室内のお風呂はヒノキ風呂で、高級感が漂うつくり。木の香りがふわっと広がり、湯船に浸かると体の芯から癒やされるようでした。大きな窓から見える庭は細部まで手入れが行き届き、日常を忘れさせてくれる美しさがあります。障子や照明のデザインも繊細で、光の加減が柔らかく、写真に残しても絵になる空間でした。スタッフによる細やかな気配りも相まって、「ここで過ごす時間は特別だ」と強く感じるお部屋体験でした。

周辺散策|昼神温泉の街歩き
チェックイン後、夕食までの時間を利用して周辺を徒歩で散策しました。ベビーカーも持って行きましたが、ぶれ子は元気いっぱい。ずっと自分の足で歩き、頼もしい姿を見せてくれました。
最初に訪れた阿智神社は、坂道と階段が続く立地。祖母は途中で休憩するほどで、小さな子や高齢者には少し大変でしたが、ぶれ子はお構いなしに登っていき、家族を笑わせてくれました。参拝客はおらず、静かな境内をゆっくり参拝できたのも印象的です。
▶ アドバイス: 阿智神社は坂や階段が多いため、小さな子には抱っこひも、高齢の方は無理せず途中で休憩するのがおすすめです。


坂や階段が多いから大変じゃない?

うん、祖母は途中で休憩してたけど、無理せずゆっくり行けば大丈夫。

いっぱいのぼったよ!ぜんぜんへっちゃら!

ぶれ子の体力にびっくりだね(笑)
次に立ち寄ったのはおやき工房えんまん。ネギ味噌とさつまいもバターを購入。さつまいもバターは子どもに人気と聞き、ぶれ子用に。どちらも皮がもちもちして食べやすく、大人も子どもも美味しくいただけました。店員さんが「どこの旅館?」と気さくに話しかけてくれ、「石苔亭いしだ」と答えると「高級旅館だね!」と大盛り上がり。温かい地元の雰囲気も楽しめました。


その後は昼神キヲスクへ。今回は見るだけでしたが、カフェ併設のおしゃれな建物で、名物の「湯けむり温泉プリン」も気になりました。

最後はおにひらで果物を購入。ここのりんごは特に美味しく、シャリシャリ食感と瑞々しさが格別。以前も購入して気に入っていたので、今回も安心の味でした。
▶ アドバイス: おにひらの果物はお土産にもおすすめ。特にりんごは旅館に持ち帰って部屋で食べても満足度が高いです。
りんご水で休憩
散策を終えて旅館に戻り、女性陣が温泉へ行く前に、ロビー横の休憩スペースで一息。ここでいただけたのが、名物のりんご水です。中庭を眺めながら飲む冷たいりんご水は、ほんのり甘く、さっぱりとして体に染み渡る味わいでした。
特にぶれ子が気に入り、母に飲ませてもらいながら3杯もおかわり。普段はあまりジュースを飲まない子なので、よほど美味しかったのだと思います。
▶ アドバイス: ロビーのりんご水は無料で提供されており、湯上がりや休憩にぴったり。子どもも大人も飲みやすい味なので、ぜひ立ち寄ってみてください。



おいしい!もっとのむ〜!

すごい勢い、よほど気に入ったんだね。

3杯もおかわりしてたし(笑)。中庭を見ながら飲めるのもいい雰囲気だったよね。
温泉|大浴場と家族風呂
まずは女性陣が大浴場へ。内湯と露天風呂が1つずつあり、夜と朝で男女が入れ替わるため、2度違った雰囲気を楽しめます。内湯はヒノキ造りで木の香りが心地よく、露天風呂からは夜空を眺めることができ、まさに癒しの時間。脱衣所も広々としており、パナソニックの高性能ドライヤーが備えられているのも高級旅館ならではの配慮でした。
一方で、ぶれパパとぶれ子は貸切家族風呂を利用。オムツの子どもでも安心できるようにベビーバスを借りてお湯を張れるサービスがあり、ぶれ子の温泉デビューにぴったりでした。最初は不安でしたが、意外にも泣かずに気持ちよさそうにお湯に浸かり、こちらまで嬉しい気持ちに。家族だけの空間でゆっくり入れたことは、大切な思い出になりました。
▶ アドバイス: 子どもの温泉デビューは大浴場より家族風呂が安心。貸切なので泣いても周囲を気にせず入浴できます。予約は早めに確認しておきましょう。
夕食|華やかな会席を貸切で
夕食は広い宴会場を貸し切りのような形で利用。我が家以外に誰もおらず、ぶれ子も自由に走り回れて安心でした。ハイチェアも用意してもらい、家族全員で落ち着いて食事を楽しむことができました。


料理は一品一品が芸術的に盛り付けられ、運ばれてくるたびに歓声が上がるほど華やかで高級感あふれる内容。
- 柔らかくジューシーな牛肉の朴葉焼きは、ぶれパパのイチオシ。
- 押し鯖寿司は臭みが全くなく、ぶれママが絶賛。
- 祖母と母のお気に入りは、出汁の効いた優しい煮物。
ぶれ子には白米や味噌汁が用意され、さらに卵焼きや煮物、フルーツをみんなから分けてもらい、嬉しそうに食べていました。スタッフも頻繁に話しかけてくださり、子連れでも安心感がありました。ぶれ子は走り回っていて、祖母に「ばあ~~~」と言って、何度も抱き着いて、また走って・・・を繰り返していました笑
お酒は地元の辛口日本酒を注文。キリッとした飲み口が料理にぴったりで、母とぶれパパの好みに合いました。
最後のデザートはプリンと旬のぶどう三姉妹。中でもクイーンルージュの上品な甘さが印象的で、翌日の朝市で母が購入するほど気に入った逸品でした。
▶ アドバイス: 食事会場は貸切や個室の場合があるので、予約時に確認すると子連れでも安心して楽しめます。地元の日本酒は辛口が多く、料理との相性も抜群でした。











貸切みたいに広い部屋で食事できるのは助かるね。

子どもが走り回っても気にならないし、ハイチェアも用意してくれて助かったよ。

ぜんぶおいしかった!

子どもにも優しい料理があって安心だったよ。
能舞台と星空観賞
夕食後は館内にある能舞台へ。笛や太鼓の迫力ある演奏が始まり、祖母と母は最後まで鑑賞。ぶれ子は音の大きさに驚いてしまったため、ぶれパパとぶれママは途中で退席しました。それでも演奏者がぶれ子に向けてアンパンマンの曲を笛で吹いてくれるサプライズがあり、忘れられない思い出になりました。
その後は星空観賞へ。スタッフが望遠鏡を用意してくださり、土星を見せてもらえました。肉眼でも空いっぱいの星が輝き、天の川が見えるほど。秋の夜風も心地よく、祖母が「近くでこんな星空を見られるなんて」と感激していたのが印象的でした。
▶ アドバイス: 星空観賞は夜でも比較的暖かい季節がおすすめ。寒い時期はブランケットや羽織ものを持参すると安心です。



おほしさま、いっぱい!

ほんとに街中じゃ見られない星空だね。

しかも望遠鏡で土星まで見られたのは感動だった!
就寝と朝風呂
部屋に戻ると、ぶれパパが交代で大浴場へ。男性側も内湯と露天風呂があり、清潔で広々。夜と朝で男女が入れ替わる仕組みなので、翌朝も違う雰囲気を楽しめました。
その間、祖母と一緒にテレビを見ていたぶれ子は、大浴場から戻ったぶれパパに抱っこされると、なんと1分以内に眠りにつくという奇跡。散策や温泉でたっぷり遊んで疲れたのでしょう。
翌朝は朝風呂に入り、爽やかな空気を感じながら温泉に浸かる時間を満喫。湯上がりの清涼感とともに、2日目の観光へ向かう準備が整いました。
▶ アドバイス: 朝風呂は比較的空いているので、子連れでも落ち着いて利用できます。夜と朝で浴場が入れ替わるため、両方楽しむのがおすすめです。
朝市|新鮮な果物と地元の人とのふれあい
2日目の朝は、母とぶれパパで昼神温泉の朝市へ。開催時間は朝6:00〜8:00までと短めで、私たちが行った6:30頃にはすでに賑わっていました。地元の農家さんが採れたての果物や野菜を並べており、温泉地ならではの活気ある雰囲気が印象的です。
今回購入したのはクイーンルージュとシャインマスカット。特にクイーンルージュは上品な甘さで、前日の夕食で食べたぶどうがあまりに美味しかったため、思わず追加で購入してしまいました。どちらも粒が大きく、皮ごと食べられて子どもでも食べやすいのが魅力です。
お店の方々はとても優しく、観光客に気さくに声をかけてくれるだけでなく、出店同士で仲が良さそうにやり取りしている様子もほほえましく、地元の温かさを感じました。
▶ アドバイス: 朝市の会場は道幅が広く、坂道も少ないので歩きやすい環境です。今回は子どもや祖母は参加しませんでしたが、車の通行もほとんどないため、小さな子どもや高齢者でも安心して歩けそうでした。ただし朝の時間帯は夏でもひんやりするため、上着を持参すると快適です。
朝食前の短い時間で立ち寄れるのも魅力で、滞在中に地元ならではの味を体験したい方にはぜひおすすめのスポットです。

朝ごはん|子どもも安心の和食メニューで一日のスタート
翌朝の朝食は、夕食と同じ広い会場で。落ち着いた雰囲気はそのままに、朝はより静かで過ごしやすく、子連れでも周囲を気にせずゆったり食べられました。ラインナップは旅館らしい和食中心。なかでも出し巻き卵がふんわり優しい味わいで、ぶれ子も安心して食べられる一品でした。
この日は白米・味噌汁・出し巻き卵を中心にいただき、ぶれ子は朝からご機嫌。夜と同じ会場なので動線がわかりやすく、ハイチェアも用意してもらえました。テーブル間隔にゆとりがあり、荷物の置き場にも困らないのが子連れに嬉しいポイント。スタッフさんが取り分け用の小皿やスプーンをすぐに出してくれたおかげで、落ち着いて食事が進みました。
全体的にお腹にやさしい和の味で、祖母世代から小さな子どもまで負担なく食べられる内容。旅行二日目の朝でも重くならず、観光に出かける前のエネルギーチャージにちょうどよかったです。朝食時間は混雑が読みにくいものの、開始直後または少し遅めを狙うと比較的ゆったり過ごせました。
- 子連れアドバイス:エプロンとウェットティッシュがあると安心。端席を選ぶと出入りがスムーズ。
- 祖父母と一緒なら:座面が低い席や通路側を選ぶと立ち座りがラク。
- 事前準備:食物アレルギーや苦手食材は、予約時に相談しておくと安心です。


恵那峡遊覧船|子連れでも楽しめる30分クルーズ
2日目のお昼は、恵那峡の遊覧船に乗船しました。
受付は当日でもスムーズで、混雑もなく12時発の便にそのまま乗ることができました。事前予約が不要なので、旅行の流れに合わせて気軽に楽しめるのが魅力です。

船内はややコンパクトですが、この日は満員ではなかったため、広々と席を使うことができました。乗船時には少し傾斜のあるスロープを通るため、小さな子を抱っこしているときや、高齢の方はスタッフさんの補助があると安心です。
航行中は船内アナウンスで岩の名前や形についての説明が続き、地元ならではの自然の魅力を学べます。奇岩や絶壁が次々と現れる景色は迫力満点。自然好きの方には特におすすめです。

ぶれ子は水が大好きなので、川面を見ながら「わあー!」と指をさして大喜び。母に抱っこされながら大人しく乗っていて、30分のクルーズを楽しむことができました。
船内では冷たいレモネードも販売されていて、自然を眺めながらいただく一杯は格別です。

⏰ 恵那峡遊覧船の時刻表と料金
遊覧船は基本的に30分おきに出航しており、乗船時間は約30分です。最新の時刻表や運賃は、公式サイトで確認するのがおすすめです。
👉 恵那峡遊覧船 公式サイト(時刻表・料金はこちら)
- 運航時間:9:00~16:00の間で30分おき(季節により変更あり)
- 乗船時間:約30分
- 料金:大人 1,500円 / 小人(3歳~小学生) 750円
自然に癒やされながら、子どもから大人、祖母世代まで一緒に楽しめるクルーズ体験。昼神温泉からも車で30分ほどでアクセスできるので、旅行プランに組み込みやすいスポットです。


わあー!みず!

水が好きだから楽しそうだね。

岩の説明は大人向けだけど、子どもは景色を見るだけで十分楽しめるよ。
恵那市で子連れにおすすめ「おへそば」でランチ
恵那峡遊覧船を楽しんだあとは、車で数分の場所にある人気店 「おへそば」でランチをいただきました。 観光帰りに立ち寄りやすく、子連れでも安心して入れるお店です。 公式サイトはこちら:おへそば公式サイト
店内は広々としていて畳席が中心。小さな子どもでも安心して過ごせる雰囲気で、 ハイチェアも用意していただけました。祖母世代にとっても畳で落ち着ける空間だったのが嬉しいポイントです。
注文は券売機スタイルでスムーズ。今回のラインナップはこちらです:
- ぶれパパ:冷やしたぬきそば → さっぱりしていて食べやすく、暑い日でもつるっと食べられる一杯。
- ぶれママ:さばそば → サバの旨味とイタリアン風味が組み合わさった珍しいそば。こってりしていて「ここでしか食べられない味」と大満足。
- 祖母:梅おろしそば → 梅の酸味と大根おろしのさっぱり感があり、年配でも食べやすい優しい味わい。
- 母:天盛りそば → サクサクの天ぷらとコシのあるそばの相性が抜群。
そば好きのぶれ子は、ぶれパパのそばを分けてもらいながら夢中で食べていました。 うどんやそばなど麺類が大好きなので、大満足のランチタイムに。
訪れたのは13時頃で、ちょうどピークを外していたため待ち時間はほとんどなし。 ただし人気店なので、12時前後は混雑しやすいかもしれません。 駐車場もお店の目の前にあり、砂利ですが広さは十分。 子連れや祖母のような高齢者連れでもアクセスしやすいのがありがたかったです。
観光途中でも立ち寄りやすく、家族全員が満足できる味わい。 恵那市で「子連れで安心してそばランチを楽しみたい」方には、ぜひおすすめしたいお店でした。


まとめ|昼神温泉「石苔亭いしだ」は子連れ&三世代旅行に最適な高級旅館
今回の旅を振り返ると、昼神温泉の名旅館「石苔亭いしだ」は、子連れでも祖母世代でも安心して楽しめることを実感しました。特に良かった点は次の3つです。
- 子連れでもお年寄りでも安心
ベビーバスやハイチェアの用意など、小さな子への配慮が充実。畳や低めのベッドは祖母世代にも快適でした。 - スタッフの対応が素晴らしい
子どもへの声かけや細やかなサービスが自然で、安心して滞在できました。 - 高級感と非日常感を味わえる
能舞台、会席料理、上質な客室など、「特別な旅行」にふさわしい雰囲気が漂っていました。
一方で注意点もあります。阿智神社は坂が多く、高齢者や小さな子どもには少し大変です。遊覧船の乗り場も傾斜があるので、抱っこでの移動は少しきついかもしれません。また、朝は夏でも冷え込むので、上着を持っていくと安心。冬場は道路の凍結にも注意が必要でしょう。
旅の中で一番印象に残ったのは、やはりぶれ子の温泉デビュー。泣かずに気持ちよさそうに湯船に浸かる姿は、親として忘れられない思い出になりました。
これから行く方へのアドバイス
これから「昼神温泉」や「石苔亭いしだ」への宿泊を考えている方へ。スタッフの方の対応が本当に良いので、子連れでもお年寄り連れでも安心して行けますが、いくつか事前に知っておくとさらに快適です。
- 子連れの場合:ベビーバスやハイチェアは用意がありますが、離乳食やお気に入りのおもちゃは持参するとより安心。お風呂は少し熱めなので、家族風呂を利用するのがおすすめです。
- 祖父母世代と一緒の場合:館内は段差が少なく歩きやすいですが、外の観光(神社や遊覧船)は坂や傾斜があるため、無理のない範囲で計画を。休憩スポットを決めておくと安心です。
- 季節の注意点:夏でも朝晩は冷えるので、上着があると快適。冬は道路が凍結する可能性があるため、スタッドレスタイヤやチェーンの準備を忘れずに。
高級旅館の落ち着いた雰囲気の中で、子どもから祖母世代まで家族みんながリラックスできる時間を過ごせるのが「石苔亭いしだ」の魅力です。
子連れ温泉旅行や三世代旅行を検討している方には、自信を持っておすすめできる宿でした。

高級旅館って子どもがいると不安だったけど…

実際は子どもも祖母も安心して楽しめたし、スタッフの対応も素晴らしかったね。

またいきたい!
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