はじめに|最終日だって全力で楽しんだ!ぶれパパ家の5日目レポ
「まだ帰りたくない…」
そんな思いを抱えながら迎えた、ハワイ旅行5日目の朝。
この日はついに、日本への帰国日。1歳児を連れてのハワイ旅も、これで一区切りです。
旅行前は「帰国便、ぶれ子がぐずらないかな」「空港でどう過ごそう…」と不安ばかりでしたが、終わってみれば最終日も全力で楽しめた、そんな最高の1日になりました。
朝、1人ベランダに出て静かな海を見ながら思ったのは——
「日本に帰ったら片付け…仕事も待ってる…つらいな…」という、リアルな現実。
それでも隣のベッドで寝ているぶれママとぶれ子の寝顔を見て、ふと思いました。
「またここで、この2人を寝かせてあげたい」
この旅が終わりじゃなくて、次へつながる一歩であってほしい。
そんな前向きな気持ちを抱いて、最終日の朝ごはんに向かいました。
旅全体を振り返ってみると、「やって良かった」と感じたのはこの3つ:
- アウラニのディズニーで特別な思い出を作れたこと
- ワタベのチャペルに再訪できたこと
- シェラトンのプールでぶれ子を遊ばせられたこと
逆に「やり残したな」と思ったのは、絵本をもっと買っておけばよかったこと。
現地で手に入る日本未発売の絵本、もう少し探せば良かったかも…。
でも、後悔も含めてすべてが旅の思い出。
そんなリアルな最終日を、この記事では家族目線で丁寧に振り返っていきます。
この記事でわかること:
- 子連れでのホテルチェックアウトと空港移動の流れ
- ホノルル空港(正式名称:ダニエル・K・イノウエ国際空港)での過ごし方
- 帰国便の様子(バシネット席のリアル体験)
- 帰国後の疲労感・ご飯・片付けなどリアルな後日談
それでは、ハワイ旅行5日目の朝から帰国、そして帰宅までの1日を、時系列でリアルにお届けします!

5日目って、もう帰国するだけ…って思うかもしれないけど、実は意外と大事な1日だったよね?

うん、空港での食事、ぶれ子の様子、チェックアウトの雰囲気…ぜんぶ記録しておきたい。これから行く人の参考にもなるはず!
朝のベランダ時間|波の音とダイヤモンドヘッドと、静かな幸せ
ハワイ旅行5日目の朝は、誰よりも早く目が覚めました。
ぶれママもぶれ子もまだぐっすり眠っていて、部屋はしんと静か。
そっとベランダのドアを開けて、ひとりで朝の空気を感じに出ました。
目の前に広がるのは、波の音を響かせながら静かに揺れる青い海。
その向こうには、朝日を受けてうっすらと姿を現すダイヤモンドヘッド。

何か特別なことをするわけでもなく、ただ海を眺めてぼーっとするだけ。
それだけで満たされる、贅沢で穏やかな時間でした。
「ハワイって、やっぱり時の流れが違うな…」
心がゆるんでいくような感覚とともに、
この旅で過ごした時間のことが静かに頭を巡ります。
- ぶれ子と一緒にカラカウア通りを歩いたこと
- チャペルを再訪して、夫婦で過ごした時間
- 家族でシェラトンのプールで遊んだ時間
そのすべてが、どれも愛おしくて、忘れたくない思い出。
「また絶対、この場所に戻ってきたい」
そんな気持ちが自然とこみ上げてきました。
この時間に撮った写真は、家族の思い出として残すだけでなく、
ブログに載せたり、帰国後に見返して癒されたり、
未来の自分のための“記憶の貯金”のような意味もありました。
ほんの20分ほどの静かな朝のひととき。
だけどそれは、旅を振り返り、家族を想い、未来を考える——
そんなかけがえのない時間でした。

island vintage wine barで食べる、ハワイ最後の朝ごはん
最終日の朝食に選んだのは、ワイキキで人気の「island vintage wine bar」。
実はぶれママが事前に調べてくれていて、以前にお友達と行ったことがあったそうです。
「最後のハワイごはんは絶対ここで食べたい!」ということで、急いで準備を終えてお店へ向かいました。
時間は朝の8時半ごろ。店の前はすでにお客さんでにぎわっていて、店員さんからは「15分待ち」と言われましたが、実際は5分ほどでスムーズに入店。
人気店にもかかわらず、子連れでも待ち時間が短いのはありがたかったです。

テラス席に案内されると、風が気持ちよく、鳥たちが近くまで遊びに来てくれます。ぶれ子はそれを見て大喜び。朝からほんわかした時間が流れます。
この日注文したのは、ハワイらしいメニューを中心に6品。
まず、看板メニューのオリジナルアサイーボウルは、あっさりしていてとても食べやすく、サイズも大きめ。たっぷりのフルーツとアサイーがさっぱりしていて、朝でもペロリと完食できる美味しさでした。
ガーリックシュリンプは、まさに濃厚そのもの。
ガーリックがしっかり効いていて、これまで食べたどのガーリックシュリンプよりも印象に残る味でした。パンチの効いた味付けが好きな人には全力でおすすめしたい一品です。
醤油ポケも、米とサーモンの相性が抜群。こちらも味は濃いめでしたが、ご飯もおいしくて、最後まで箸が止まりません。
ドリンクには、ローカル感たっぷりのコナコーヒー(Sサイズ)とアイスラテとコーラを注文。コナコーヒーは豆の香ばしさが強く感じられて、「ハワイで飲むコーヒーってやっぱり特別だな」と実感。
コーラは炭酸が強めでキリッと爽快。暑い朝にぴったりでした。


店内は観光客が多めですが、落ち着いた雰囲気で、赤ちゃん連れでも気兼ねなく過ごせました。広めのテーブルもありがたいポイントです。
どれも美味しくて、会話も自然と「これ美味しいね」「また食べたいね」と笑顔がこぼれる内容ばかり。
ただ、それと同時に「これが最後のハワイごはんか…」という寂しさも感じる、ちょっと切ない朝食の時間でもありました。
このお店を最後の朝に選んで、本当に良かった。
味も景色も、ぶれ子の笑顔も、すべてが記憶に残る朝ごはんとなりました。
帰る準備、でも名残惜しい|チェックアウトから空港まで
朝ごはんを食べ終え、ホテルに戻る前に立ち寄ったのは、ワイキキでおなじみのABCストア。
ぶれママはキティちゃんのバッグなど、かわいらしい雑貨を中心にいくつか購入していました。
自分や家族への思い出の品、そしてちょっとしたお土産もここでまとめて手に入れたようです。
部屋に戻ってからは、いよいよ最終片付けの時間。
ぶれ子はスーツケースが並ぶ様子をじっと見たあと、窓の方を指差しながら「んっ!」と小さな声を上げました。
どうやら外に行きたそうな様子。名残惜しさを感じているのは、大人だけじゃなかったようです。
荷物の整理が一段落すると、ぶれパパ・ぶれママ・ぶれ子の3人でベランダに出て、最後のハワイの風を感じる時間を過ごしました。
アウラニで手に入れたミニーちゃんも、しっかり一緒です。
ぶれ子はそのぬいぐるみを抱きしめながら、海に向かってバイバイ。

それを見たぶれママも笑顔になって、そんな姿にぶれパパも胸が熱くなります。
「また来る人?」とぶれ子に聞くと、
「はーい!」と元気よく手を挙げる姿に、思わず目頭が熱くなりました。
「うん、また絶対に来よう。連れてくるって約束する」
旅の終わりに、そう心の中で強く誓った瞬間です。

んっ!

ミニーちゃんも一緒に外を見てるね。最後のベランダタイム、ゆっくりできてよかった〜
チェックアウト自体はとてもシンプル。
宿泊者に配布されているリストバンドを、ホテルロビーの専用ボックスに返却するだけで完了。
日本のホテルのようなチェックアウト手続きがない分、サラッとした“お別れ”が少し寂しくもありました。

ロビーで家族と集合し、最後にプールサイドで記念写真を撮影。
この日はスタッフではなく、セルフタイマーで全員そろって撮った1枚でしたが、それがまた“ぶれ家らしい”自然な写真になりました。
「またこの場所に戻って、今度はもっといろんな表情で撮ろうね」
そんな会話をしながら、ホテルをあとにします。

空港までは、事前に日本で予約しておいた「ハナタクシー」を利用。
前日に慌てて予約するよりも、旅程が決まった時点での事前予約がおすすめです。
チャイルドシートの有無や乗車人数、荷物の量なども事前に伝えられるので安心。
車内は清潔で広く、ぶれ子も機嫌よく座ってくれました。
ホテルからホノルル空港(正式名称:ダニエル・K・イノウエ国際空港)までは約30分。
ハワイ最後のドライブをゆったりと楽しみながら、空港へと向かいました。

空港での過ごし方|バシネット席交渉と最後のハワイタイム
ホテルを出発して約30分、「ダニエル・K・イノウエ国際空港(通称:ホノルル空港)」に到着。
チェックインはスムーズかと思いきや、実はこの日一番大変だったのが“バシネット席”の交渉でした。
義父母、ぶれママ、ぶれパパ、ぶれ子の4人全員をバシネット席の前列に並ばせてもらおうとしたところ、航空会社からの返答は「2席までしか不可」とのこと。
たとえ追加料金を払ったとしても、バシネットの対象は2席分までに制限されており、どうしても全員が並ぶのは無理とのことでした。
結果として、義父母とぶれ子がバシネット席、そのすぐ後ろの列にぶれママとぶれパパという配置に。
完全に理想の形ではなかったものの、子ども連れで一番気になる「赤ちゃんの安全と睡眠確保」を優先し、この座席配置で納得しました。

その後の空港内では、ぶれ子は終始ご機嫌。
とくに義父母に甘える姿が多く、ベンチで寄り添っている姿はまさに「孫と祖父母の幸せな時間」そのものでした。

JALのバシネット席、やっぱり2席までなんだね…。今回は義父母にお願いして、僕らは後ろに座ったよ

事前に調べておくべきだったね。でも結果的には、ぶれ子も機嫌よく過ごしてくれて助かった!
搭乗前のリフレッシュに選んだのは、スターバックスの「サマーベリーレモネードリフレッシャー」。
お値段は約10ドルと少し高めですが、酸味が効いたさっぱり系の味で、ハワイの暑さにもぴったり。
ぶれ子も顔をしかめながらも「もっと飲ませて」と何度もせがんできて、すっかりお気に入りの様子でした。

お土産コーナーでは写真立てを購入。
ホノルルクッキーや定番のお土産も並んでいましたが、やや割高な価格設定。
旅の途中で買い忘れてしまった人にはありがたいですが、基本はワイキキであらかじめ買っておく方がコスパは良いと感じました。
ぶれ子のお昼ごはんは、日本から持参していたベビー弁当。
出国ゲート近くのベンチに座ってゆっくりと食べさせました。
オムツ替えも済ませましたが、清潔さについては「少し汚いかな…」という印象。赤ちゃん連れの方は除菌シートの持参をおすすめします。
搭乗までの間、軽食として売店でサンドイッチ×3とコーラを購入。
パンは少しカサカサで、いかにも海外の味でしたが、ハムは美味しく、ローストビーフは薄味で意外と食べやすかったです。
旅の最後の軽食としてはちょうどよく、空腹も満たされました。

全体として、ホノルル空港内は適度な混雑で子連れでも過ごしやすい空間でした。
窓がない箇所も多く、外の光が差し込むわけではないのですが、なぜかハワイの空気を最後まで感じられるような開放感がありました。
「帰りたくないな…」という思いと「いよいよ帰国だな…」という現実感が交錯する、ちょっと不思議な時間が流れていました。
帰国便の機内の様子|バシネット席は?機内食は?ぶれ子はどうだった?
いよいよ帰国。ぶれ家が搭乗したのは、ハワイ発・日本行きのJAL便です。
出発直前のバタバタを終え、座席についた途端に、ぶれ子の反応は…驚くほどスムーズでした。
離陸してすぐ、ぶれ子はスーッと夢の中へ。
ちょうどいつものお昼寝の時間帯と重なっていたこともあり、機内の揺れや音にも反応せず、自然と眠りについてくれました。
睡眠時間はおよそ2時間。これだけでも、子連れフライトにおける“ハードルの高さ”が一段下がった気がしました。
ちなみに今回はバシネット席を確保していましたが、行きのフライト同様、ぶれ子はサイズ的にバシネットに収まらず、実際には使っていません。
それでも、バシネット席は座席自体が広く、前の空間に余裕があるため、親が身動きを取りやすいのは大きなメリット。
“寝かせるため”ではなく、“子どものお世話がしやすい環境を確保するため”に選ぶのが、我が家にとってのバシネット席の活用法です。
ぶれ子が起きてからも、とても穏やかに過ごしてくれました。
帰りの機内用にと用意していた「シール手帳」が大活躍。
座席で静かにシールを貼ったり、はがしたりして遊んでいたかと思えば、シールをぶれパパに「どうぞ」と差し出してくれる余裕すらありました。
また、隣の席に座っていた方にも「バイバイ〜」と手を振ったり、軽くちょっかいをかけたりする場面も。
そのたびに温かく微笑みながら返してくださって、本当に救われる気持ちになりました。
“子連れでも、こうして受け入れてもらえる空気があるんだ”ということが、何より心強かったです。

シール手帳、あれ正解だったね! 静かに遊んでくれて嬉しかった

それに、パパに“どうぞ”ってシールくれたの覚えてる? 機内でも天使だったよ…!

ばいばーい!

周りの方もあたたかく接してくれて、ほんとありがたかったね
機内食は、日本の味が恋しくなるタイミング。
ぶれパパは焼き鳥丼をチョイス。久しぶりの日本食ということもあり、思わず「うまっ」と声が出るほどホッとする味わいでした。
ぶれママはビーフシチューを選びましたが、これも機内食とは思えないほどコクがあり、温かみのある味付けで満足度の高い一品でした。


ぶれ子にも機内食が提供されましたが、口に合うものを選びつつ、持参したお菓子や飲み物でフォローしながら対応。
やはり1歳児にとって、長時間の移動中に“絶対これだけでOK”という食事は少なく、臨機応変に対応する必要があります。
オムツ替えについては、今回もぶれママが担当。
機内のトイレは狭く、動きにくいですが、我が家では行きの便で経験済みだったこともあり、特にトラブルはなし。
「慣れていれば何とかなる」と感じた瞬間でした。
何より印象に残ったのは、ぶれ子が終始大人しく、周囲を気遣ってくれるかのように静かに過ごしてくれたこと。
飛行機内での赤ちゃんの泣き声は、親にとってはとても気になるポイントですが、この日は周囲の乗客や客室乗務員から温かい視線をもらえたような、そんな気がしました。
帰国後の余韻と、次のハワイに向けて
無事、日本に帰国しました。
もちろん、現実はつらいです。でもまずは「何事もなく帰ってこられた」ことに、ホッとひと息。

ぶれ子も大きく体調を崩すことなく、荷物も無事で、空港までの移動も問題なし。
一緒に歩いてくれる姿を見て、「成長したなぁ」と改めて感じる瞬間でした。
時差ボケも特に感じず、ぶれママもぶれ子も元気。
意外と“親の方が疲れが出る”のが子連れ旅行あるあるかもしれません。
そして、帰ってから真っ先にやったのは――写真を見返すこと。
「また行きたいね」と言いながら、自然と笑顔になっていました。
ぶれママも、「ぶれパパの親も連れて、みんなで行けたらいいね」なんて話すくらい。
“思い出”というより、“また行く場所”として、ハワイが家族の中に刻まれている気がします。
今回の旅行で一番印象に残ったのは、やはりコオリナチャペルの再訪。
新婚旅行で誓ったあの場所に、家族みんなでまた訪れる日が来るなんて…。
いろんな苦労があったけど、家族って、こうして少しずつ形を変えていくんだなと実感しました。
次回のハワイ旅行も、すでに10月に予定しています。
次は「ココネネでお買い物をする!」という目標ができました(笑)
もっと効率的に、もっと楽しめるように、前回の反省を活かした旅にしたいです。
とはいえ、今回の旅行も――すべてが予定通りに進んだわけではありません。
体調や天候、混雑、人の流れ…どれひとつとして「計画通り」ではなかったかもしれません。
でも、それもまた“旅の醍醐味”。
「うまくいかない日も含めて、全部楽しかった」
そう言える旅になったことが、何よりの宝物でした。

帰ってきたときのあの脱力感…。でも、無事に終えられてよかった!

また行きたくなっちゃったね。今度は、ぶれパパの親も一緒に…みんなで!
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