「海外旅行保険って、クレジットカードのゴールド付帯で十分じゃない?」
実際、私も最初はそう思っていました。
家族でハワイ旅行を計画したときも、「ゴールドカードを持ってるし、それで保険はカバーされるはず」と安心していたんです。
でも、いざ調べてみると、治療費の補償上限が意外と低かったり、利用条件があったり……。
特にハワイのように医療費が高額な地域では、「本当にそれだけで大丈夫?」と不安になりました。
そこで最終的に、HISのWebセット保険を追加で申し込むことにしました。
この記事では、HISのWebセット保険と主要ゴールドカード付帯保険(dカード、PayPayカード、楽天カード)を徹底比較します。
- どこが違うのか?
- どんな人にどっちが向いているのか?
- 私がなぜ追加で保険を選んだのか?
同じように海外旅行保険選びで悩む人に、リアルな情報をお届けします。
まずは、HISのWebセット保険と主要ゴールドカード付帯保険を比較してみましょう。
dカードGOLD、PayPayカード ゴールド、楽天カード ゴールドは持っている人も多いので、それぞれの付帯保険とHISのプランを並べてみました。
どの保険が自分に合っているか、一目でイメージできると思います。
項目 | HIS Webセット保険 | dカードGOLD付帯保険 | PayPayカード ゴールド付帯保険 | 楽天カード ゴールド付帯保険 |
---|---|---|---|---|
利用条件 | 申込みで確実適用 | 航空券など旅行代金をカード決済で有効(利用付帯) | 自動付帯 | 航空券など旅行代金をカード決済で有効(利用付帯) |
傷害死亡・後遺障害 | 1,000万円 | 1億円 | 1億円 | 2,000万円 |
治療・救援費用 | 1,000万円 | 500万円 | 200万円 | 200万円 |
賠償責任 | 1億円 | 5,000万円 | 5,000万円 | 3,000万円 |
携行品損害 | 20万円(免責0円) | 50万円(免責3,000円) | 30万円(免責3,000円) | 20万円(免責3,000円) |
疾病死亡 | 1,000万円 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
Covid-19補償 | Covid-19治療費も対象と明記 | 病気扱いで治療費用対象(隔離費用は対象外の場合あり) | 同左 | 同左 |
価格 | 4,190円(4日間) | 年会費11,000円に含む | 年会費11,000円に含む | 年会費2,200円に含む |
おすすめポイント | 高額医療費も安心。短期でも確実補償。 | 年会費に含むので複数回旅行するなら◎ 普段のカード利用者は追加費用無しで利用可能 | 同左 | 同左 |
この表を見るだけでも、治療費用の上限や利用条件などに大きな違いがあることが分かります。
次の章では、それぞれの項目を詳しく解説していきます。

でも、正直これだけ見てもどっちを選べばいいか迷うなぁ。

だよね。条件だけじゃ分かりづらいところも多いし、次でポイントを詳しく解説してみよう。
HIS Webセット保険とカード付帯保険を項目ごとに比較解説
利用条件
クレジットカード付帯保険は「利用付帯」が基本です。
航空券などの旅行代金をそのカードで支払わないと、保険が有効にならない場合があります。
旅行代金を他の支払い方法にしてしまうと「保険が使えない」リスクも。
一方、HISのWebセット保険は申し込みだけで確実に補償が適用されます。
手続きさえしておけば安心できるのが魅力です。

航空券をカード払いし忘れたら保険が使えないって怖いね。

そうそう。HISは申し込みだけで確実だから、手続きの安心感は大きいかな。
治療・救援費用
海外旅行保険で特に重要なのが医療費の補償です。
HISのWebセット保険は1,000万円までカバーされますが、カード付帯は200〜300万円が一般的。
ハワイなど医療費が高額な地域では、骨折や盲腸でも数百万円かかることがあります。
万が一に備えた安心感が大きく変わるポイントです。

もしケガしたらどうなるのー?

ハワイだとちょっとしたケガでも数百万円かかることもあるんだよ。

保険の上限って大事だね。
賠償責任
旅行中に他人にケガをさせたり物を壊した場合の補償です。
HISは1億円と非常に高額。
カード付帯も3,000万円程度ありますが、大きな事故を想定すると差は大きいです。
特にお子さん連れの旅行では要注意ポイント。
携行品損害
持ち物の破損や盗難に対する補償です。
HISは免責0円で自己負担なし。
カード付帯は免責3,000円などが設定されているため、必ず自己負担が発生します。
スーツケースやカメラなどを安心して持ち運びたい人には大事なポイントです。
疾病死亡
HISは疾病死亡も1,000万円まで補償されます。
カード付帯保険は疾病死亡は対象外のケースが多いです。
年齢や持病が気になる方は、ここも検討材料になります。
Covid-19補償
HISは「Covid-19治療費も対象」と明記されています。
カード付帯は「病気扱いで治療費用は対象」ですが、隔離のための延泊費用などは対象外の場合が多いです。
旅行先での新型コロナ感染リスクを心配するなら、補償範囲をしっかり確認しましょう。
年会費
HISは旅行日数に応じて保険料を払う仕組み。
短期なら4,190円程度で確実な補償が得られます。
一方、カード付帯は年会費に保険が含まれます。
年に何度も旅行するなら、ゴールドカードを活用する方がコスパは良いです。
旅行スタイルに合わせた保険の選び方
「海外旅行保険って本当に必要?」
そんな声をよく聞きます。
正直に言えば、旅行中に何も起こらなければ保険は使わずに済みますし、クレジットカード付帯の保険だけでも一定の補償は受けられます。
ただ、どんな旅行をするか、どんな家族構成かによって、必要な備えは変わります。
✔︎ 軽めの補償でも良い人は?
- 夫婦2人や大人だけでの旅行
- 医療費が比較的安い国への短期旅行
- 普段使いのゴールドカードで旅行代金を決済する予定
- 「とにかく費用を抑えたい」「保険料を追加で払いたくない」
こういう方なら、クレジットカードのゴールド付帯保険を上手に活用すれば、年会費に含まれる保険でコストを抑えつつ、最低限の補償は確保できます。
✔︎ 手厚い補償を用意したい人は?
- 小さな子どもを連れて家族で海外旅行
- 医療費が高額な地域(ハワイなど)へ行く
- 言葉の壁や手続きが不安
- 旅行先で何かあったときに円滑に対応してもらいたい
私自身、1歳の子どもを連れてハワイ旅行を計画したとき、クレジットカード付帯だけでは治療費の上限や利用条件が不安でした。
万が一病院にかかることになったら、数百万単位の請求が来るケースもあると知って、しっかり備えようと考えました。
HISのWebセット保険は、申し込むだけで確実に適用され、1,000万円までの治療費補償があり、万一のときも手厚いサポートを受けられるのが安心ポイントでした。
旅行中は子どもの急な体調変化やケガもあり得ます。
「使わないで済めばラッキー」ですが、もしもの時に「入っておけば良かった」と後悔しないように、自分の旅行スタイルや家族構成に合わせて選んでほしいと思います。

結局、どっちがいいのかな?

うちは子どもが小さいし、HISをプラスして安心を買った感じかな。

いっぱいあそぶー!

「そうそう。使わなくて済むのが一番だけど、準備しておくと安心して楽しめるよ。
まとめ
私は1歳の子どもを連れてハワイ旅行を計画したとき、最初はゴールドカードの付帯保険で十分だと思っていました。
でも実際に調べてみると、医療費の上限が低かったり、カード決済しないと適用されないなど不安要素が多く、もし子どもが病院にかかることになったら…と心配になりました。
最終的に、HISのWebセット保険を追加で申し込んで備えることにしました。
少しの保険料で大きな安心を得られたのは正解だったと思っています。
ぜひこの記事を参考に、自分や家族に合った保険を選んで、安心して楽しい思い出をたくさん作ってください。

うちも色々調べて結局HISを追加したけど、読んでくれた人も自分のスタイルに合わせて選んでね。

旅行って準備が大変だけど、安心して行けると気持ちが楽だよね。

たのしいたびにしようね!
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