ハワイ・ワイキキのカラカウア通りを歩いていると、思わず足を止めてしまうお店があります。
丸ごとのパイナップルにストローが刺さった、いかにも「ハワイらしい」ビジュアル。
それが Grass Shack(グラスシャック) でした。
正直、見た瞬間に思いました。
「これはもう、飲むしかないな」 と。
Island Surferと呼ばれるこのパイナップルジュースは、見た目のインパクトだけでなく、
実際に飲んでみて「パイナップルジュースって、こんなに美味しかったっけ?」と感じる一杯でした。
特に印象的だったのは、一緒にいた1歳の娘(ぶれ子)が、想像以上にゴクゴク飲んでいたこと。
「そんなに飲む?」と思うくらい、両手で抱えて離さず、嬉しそうに飲む姿を見て、
ああ、パイナップルジュースが本当に好きなんだなと、親として少し嬉しくなりました。
値段は正直、安くはありません。
それでも──
ワイキキの海、南国の空気、丸ごとパイナップルのジュース。
この組み合わせを体験できるなら、一度は飲んでみる価値があると感じました。
この記事では、
- Grass Shack(グラスシャック)はどんなお店なのか
- Island Surferの値段や味、サイズ感
- 1歳児連れでも実際どうだったか
を、実体験ベースで正直にまとめています。
「気になるけど、買うか迷っている」
そんな方の判断材料になれば嬉しいです。


ねえ、グラスシャックって結局“何が有名”なの?観光客向けの映えドリンク?

有名なのは“丸ごとパイナップルのIsland Surfer”。見た目だけじゃなくて、甘いのにくどくなくて最後まで飲めたのが意外だった。

(ゴクゴク…)
Grass Shack(グラスシャック)とは?
Grass Shack(グラスシャック)は、ワイキキの中心・カラカウア通りを歩いていると自然と目に入る、ハワイの定番ドリンクスポットです。
看板メニューは、丸ごとのパイナップルにストローが刺さったパイナップルジュース「Island Surfer」。
その見た目から、インスタ映えするドリンクとしても知られています。
ただ、グラスシャックの魅力は「映える」だけではありません。
実際に飲んでみると、南国らしい甘さのパイナップルジュースがしっかり美味しく、
見た目と味の両方でハワイを感じられる一杯だと感じました。
わが家は、カラカウア通りを散歩している途中に見つけて立ち寄ったのですが、
ワイキキの街歩きの流れを止めずに、ふらっと買える雰囲気がとても良かったです。
購入後は、そのままワイキキの海が見える方向へ歩き、
青い海と空を背景に、丸ごとパイナップルジュースを手にする——
この瞬間だけで、「ああ、ハワイに来たな」と実感できました。
ぶれパパ目線で感じた、グラスシャックの良さをまとめると次の3点です。
- 見た目:丸ごとパイナップルの存在感が強く、ワイキキの海と合わせると南国感が一気に高まる
- 立地:カラカウア通り沿いで、散歩や買い物のついでに立ち寄りやすい
- 味:パイナップルジュースとして素直に美味しく、大人も子どもも飲みやすい
なお、メニューについて一点だけ補足です。
2023年6月に訪れた際はココナッツ系ドリンクもありましたが、2025年7月時点ではメニューに「×」の表示があり、
2025年10月にはココナッツドリンク自体の表記がなくなっていました。
目当てのドリンクがある場合は、現地のメニュー表示を確認するのが安心です。

Grass Shack(グラスシャック)の場所|散歩ついでに立ち寄れる立地
Grass Shack(グラスシャック)は、ワイキキの中心エリアにあり、シェラトン・ワイキキからも徒歩でアクセスできる立地です。
体感としては、シェラトンから歩いて15分ほど。ただし、ハワイの散歩は不思議と距離を感じません。南国の風に吹かれながら歩いていると、移動そのものが楽しく、あっという間に感じました。
行き方のポイントはとてもシンプルです。
歩きながら海方面(ワイキキビーチ側)を意識すること。
海の方向を見ながら進んでいれば、視界が開けているためお店は自然と目に入ります。実際に歩いてみて、迷いそうなポイントは特にありませんでした。
今回は事前に知っていたので、目的地として向かいました。
散歩しながら桟橋まで行き、そこから戻る途中にグラスシャックへ立ち寄る流れです。
「歩いて気持ちいい → 景色がいい → そのままパイナップルジュースで休憩」という動線が作れるのは、ワイキキらしい楽しみ方だと思います。
購入後は、お店の裏側にあるスペースで飲みました。
ここにはベンチと、立ち飲み用のテーブルがあります。
座って海を眺めながら飲むこともできますし、立ち飲みでサッと楽しむことも可能です。
前回、義父母も一緒に5人で行ったときは、立ち飲みテーブルを使いました。
イスはありませんが、人数がいても固まって飲めるスペースがあるので、
「全員が同時に受け取って、同じ場所で写真を撮る」といった使い方がしやすい印象でした。
▼ Grass Shack(グラスシャック)の場所はこちら
Grass Shack(グラスシャック)の値段|Island Surferはいくら?
Grass Shack(グラスシャック)のIsland Surferは、正直に言うと安いドリンクではありません。
初めて値段を見たとき、私の感想は「まあ、覚悟していた通りだな」というものでした。
Island Surferの価格は、おおよそ23ドル前後。
実際に確認した範囲では、2025年7月は22.49ドル、10月には22.99ドルと、時期によってわずかに変動しています。
ハワイ全体の物価を考えると、今後も少しずつ上がっていく可能性は高いと思います。
それでも、飲み終わったあとの正直な感想は、
「高いけど、体験込みならアリ」でした。
丸ごとパイナップルのパイナップルジュースを、ワイキキの空気と海を感じながら飲む。
さらに、1歳の娘(ぶれ子)が嬉しそうにゴクゴク飲んでいる姿を見ると、
「これはジュース代というより、思い出にお金を払っている感覚だな」と感じました。
特に子連れの場合、この23ドルの価値は変わってきます。
子どもがしっかり飲んで喜んでくれるなら、その体験自体に十分な価値があります。
ハワイで飲むパイナップルジュースは、やはり格別でした。
参考情報として、Grass ShackにはIsland Surfer以外のドリンクもあります。
価格帯の目安をまとめると、次のような印象です。
| メニュー | 価格の目安 |
|---|---|
| Island Surfer(丸ごとパイナップルジュース) | 約23ドル |
| アイスティー/レモネード/シェイブアイス | 約7〜8ドル |
| 缶入りの水 | 約5ドル |
Island Surferは明らかに高価格帯ですが、
「せっかくならこれを飲みたい」と思わせる存在感があるのも事実です。
価格はあくまで目安ですが、
Island Surferは約23ドルと考えておけば、大きく外すことはありません。


約23ドルって…ドリンクとしては高くない?後悔しない?

高いのは事実。でも“体験代”としては納得だった。5人でも3人でも1つで満足感あったし、子どもがあれだけ喜ぶと“払った価値あったな”ってなる。

もっと!
Island Surferを実際に飲んでみた感想|味・ミルク感・サイズ感
Island Surferは、見た目のインパクトが先行しがちですが、実際に飲んでみて一番印象に残ったのは味のバランスの良さでした。
一口目の感想は、
「甘いけど、くどくない。さっぱりしながら、ちゃんと甘い」。
パイナップルのフルーティーな甘さに、ミルクのコクが加わったいわゆる“パイナップルミルク”の味わいですが、重たさはなく、南国らしい軽さがあります。
飲んだ瞬間に思ったのは、「あ、これはハワイ感あるな」ということ。
味そのものに加えて、ワイキキの空気や海の景色も相まって、一口目からテンションが上がるドリンクでした。
量が多そうに見えるので、途中で飽きないか少し心配していましたが、結果的には最後まで美味しく飲めたのも好印象です。甘さが単調ではないので、飲み進めても重くなりませんでした。
サイズ感については、複数人でシェアする前提のボリュームだと感じました。
実際、5人で行ったときも、3人で行ったときも、購入は1つだけ。それでも「飲んだ感がない」ということはなく、ちゃんと満足感はありました。
もちろん、
・甘いドリンクが好き
・Island Surferを主役で楽しみたい
という方であれば、1人1つでも飲み切れる量だと思います。
ただ、他にも食べ歩きをしたい場合や、子連れで行くなら、まずはシェアがおすすめです。
そして何より印象的だったのが、ぶれ子の反応。最初から最後まで、ほとんどずっと飲んでいました。
大人たちが「ちょうだい」と声をかけると、ほんの少しだけ譲ってくれて、またすぐに自分で飲み始める──そんな感じです(笑)。
この反応を見て、
「ハワイに来たら一度は飲みたいドリンク」
そして
「子連れでも安心して楽しめるドリンク」
だと、はっきり思いました。
味・量・雰囲気。そのすべてが揃って、Island Surferは“ハワイの定番”になっているのだと思います。

味ってどんな感じ?甘すぎたり、重かったりしない?

甘いけどくどくない。さっぱりしながら甘くて、パイナップルミルク感が強い。量は多いけど最後まで美味しかった。

おいしー!
どこで飲むと一番良い?ワイキキの海が見える場所がおすすめ
Island Surferは、どこで飲むかによって満足度がかなり変わるドリンクだと思います。
結論から言うと、ワイキキの海を背景に飲める場所が一番おすすめです。
わが家が飲んだのは、グラスシャックの裏側にあるベンチスペース。
目の前にはワイキキの海が広がっていて、
青い海を眺めながら、丸ごとパイナップルジュースを飲む——
この組み合わせだけで、かなり「ハワイに来た感」が高まりました。
写真を撮るなら、構図は2パターンがおすすめです。
ひとつ目は、
海を背景にして、手前にパイナップルを持つ構図。
青と黄色のコントラストがはっきり出て、スマホでも雰囲気のある写真が撮れました。

もうひとつは、
ベンチに座って、パイナップル+子どもを一緒に写す構図。
無理にポーズを取らせなくても、自然な表情で撮れるのが良かったです。
前回、義父母も一緒に5人で行ったときは、立ち飲み用のテーブルを使いました。
そのときの印象は、「話しやすくて、空いていて、短時間なら使いやすい」。
ただし、立ち飲みテーブルは高さがあるため、
子どもには届かず、飲ませるときは抱っこが必要でした。
子連れで行くなら、やはりベンチ席の方が安心だと感じます。
座っていられるので、こぼす心配も少なく、
大人も落ち着いて休憩や写真撮影を楽しめました。
ワイキキ散歩の中で寄るタイミングとしては、
朝の散歩中か、昼の暑い時間帯の休憩が特におすすめです。
歩き疲れたタイミングで冷たいパイナップルジュースを飲むと、体も気分も一気にリフレッシュできました。
Island Surferは、「どこで飲むか」まで含めて完成するドリンク。
せっかくなら、ワイキキの海と一緒に楽しんでみてください。


写真撮るならどこがいい?子ども連れだと落ち着ける?

おすすめは店裏のベンチ。海を背景にパイナップルを手前にすると映える。子連れも座れるから安心。立ちテーブルは子どもに届かない高さで抱っこが必要だったよ。

すわる!
子連れで利用して感じた良かった点・注意点|1歳児でも楽しめた?
Grass Shack(グラスシャック)は、結果的に「子連れでもかなり利用しやすいお店」だと感じました。
実際に1歳児連れで使ってみて、良かった点はいくつかあります。
まず、テイクアウトで気楽なところ。
店内で長時間過ごす必要がなく、「買って、少し休憩して、また歩く」という使い方ができます。
子どもの機嫌やタイミングに合わせやすいのは、大きなメリットでした。
次に、座れる場所があること。
お店の裏側にはベンチがあり、子どもを座らせたり、大人が落ち着いて飲んだりできます。
立ち飲みだけだと不安な年齢でも、「座れる」というだけで安心感がかなり違いました。
そして何より、子どもが飲める味だったこと。
甘いけれどくどくなく、さっぱりしているパイナップルジュースなので、1歳児でも抵抗なく飲めました。
実際、ぶれ子はかなり気に入った様子でした。
一方で、子連れならではの注意点もあります。
それが、ストロー問題です(笑)。
ぶれ子は、飲むというより「噛みたい」気持ちが勝っていて、ストローをガジガジ噛んでいました。
特に小さい子どもには、ストローは親が管理した方が安心だと思います。
飲ませるときは、親が持ってあげるのがおすすめです。
丸ごとパイナップルは見た目以上に重さがあるので、こぼれ防止の意味でも、大人が支えた方が安心でした。
総合すると、Grass Shackは「子どもが喜ぶ」「親も無理しない」ちょうどいいバランスのお店です。
1歳児連れの友人にすすめるなら、
「子ども、めっちゃ喜ぶよ」
と、素直に伝えたいです。
子連れハワイでも、「ここなら行ってみたい」と思える場所のひとつだと思います。
どんな人におすすめ?向いている人・向かない人
Grass Shack(グラスシャック)のIsland Surferは、誰にでも無条件におすすめできるタイプのドリンクではありません。
その分、ハマる人には強く刺さる一杯だと思います。
まず、特におすすめしたいのは次のような人です。
- 初ハワイの人
「いかにもハワイらしい体験」を一度はしておきたいなら、丸ごとパイナップルのパイナップルジュースは分かりやすく記憶に残ります。 - 写真を撮りたい人
ワイキキの海を背景にしたIsland Surferは、それだけで画になります。特別なテクニックがなくても、ハワイ感のある写真が撮れるのは大きな魅力です。 - 子連れファミリー
子どもが実際に喜んで飲める味で、テイクアウト&ベンチありという環境は、子連れ旅との相性がとても良いと感じました。
一方で、向かないと感じる人もいます。
- とにかく予算を抑えたい人
Island Surferは約23ドルと、ドリンクとしては高めです。価格重視の方には、正直おすすめしづらいと思います。
それでも総合的な満足度を考えると、
おすすめ度は ★★★★★(5点満点)。
味・見た目・雰囲気・体験。
どれか一つではなく、すべてが揃っているからこそ、「ハワイに来たら一度は飲んでみたい」と言われる存在なのだと思います。
迷っているなら、
迷ったら一回、飲んでみてください。
それで「高いな」と感じるか、「飲んで良かった」と思うかも含めて、ハワイの思い出になるはずです。
まとめ|子連れでも楽しめる、思い出に残るパイナップルジュース
Grass Shack(グラスシャック)のIsland Surferは、
子連れでも安心して楽しめる、思い出に残るパイナップルジュースでした。
丸ごとパイナップルという分かりやすい見た目だけでなく、
甘いけれど、くどくない味、シェアできるボリューム、
そしてテイクアウトで気楽に立ち寄れる点まで含めて、
ハワイ旅行の途中にちょうど良くハマる一杯だと感じます。
特に印象に残っているのは、ワイキキの海を眺めながら飲んだ時間。
冷たいパイナップルジュースを片手に海を見ているだけで、
「ああ、ハワイに来たな」と実感できました。
1歳の娘(ぶれ子)も嬉しそうに飲んでいて、
その姿も含めて、ただのドリンク以上の思い出になっています。
価格は決して安くはありませんが、
体験込みで考えると納得できる一杯です。
ハワイで、
「何かひとつ、定番の体験をしておきたい」
「子どもと一緒に楽しめるものを探している」
そんな方には、Island Surferはきっと良い選択になると思います。
無理に予定を詰め込まなくても、
散歩の途中で立ち寄って、海を見ながら一杯。
そんな時間こそが、あとから振り返って残るのかもしれません。


結局、迷ったらどうするのが正解?

迷ったら一回飲んでみて。海を見ながら飲むと“これがハワイか”ってなる。子連れでも楽しめたし、思い出に残る一杯だった。

またのむ!
あわせて読みたい関連記事
- 【1歳児連れで行く!】ハワイ深夜便フライトと機内の過ごし方
→ 子連れハワイのリアルはここから。出発前に知っておきたい注意点をまとめています。 - 【1歳児連れで行く!】アラモアナ観光とショッピング体験レポ
→ ベビーカー移動や休憩ポイントなど、子連れ目線での回り方を詳しく紹介。 - 【1歳児連れで行く!】ホノルル動物園の楽しみ方と注意点
→ 歩けるようになった頃の1歳児にちょうど良かったスポットです。 - ワイキキのクリスマスオーナメント専門店まとめ
→ ワイキキ散歩の途中で立ち寄れる、クリスマスオーナメント専門店を紹介しています。 - ココネネ(CocoNene)ハワイ完全ガイド|名入れお土産レビュー
→ ハワイらしさ満載のお土産を探している方に特におすすめの記事です。
コメント