【1歳児連れで行く!】スペイン館の展示は子どもも楽しめる?|大阪・関西万博2025

①展示内容についての印象
スペイン館の中で最も印象に残ったのは、最後の部屋。壁一面がスペイン国旗を思わせる赤と黄色の光に照らされていて、まるで光のアート空間に包まれているようでした。展示を見終わった後にこの部屋に入ることで、気持ちがパッと明るくなり、まさにフィナーレにふさわしい演出だったと感じます。

展示の中では、スペインの歴史に関する説明や、海の生き物・海賊などのユニークなテーマが盛り込まれており、読みごたえも十分でした。特に興味を引かれたのが、海藻の活用による持続可能な開発についての展示。動物の飼料、化粧品、人が摂取する製品、薬学や生物医学、さらにはバイオ燃料・エネルギー分野にまで広がる可能性が紹介されており、自然との共存を探るスペインの先進性を感じさせられました。
②子どもの反応(1歳児目線)
スペイン館に入った直後、最初の部屋が暗かったこともあり、ぶれ子はすぐに眠ってしまいました。ところが、展示の最後に進んで明るい赤と黄色の空間に入った瞬間、ぱちっと目を覚ましてしまい、びっくり。
明るく色彩豊かなその部屋では、ぶれ子もキョロキョロと辺りを見渡していて、視覚的な刺激には興味を示していた様子でした。とはいえ、展示そのものを見て理解しているという感じではなく、「何かカラフルで光っているものがある!」といった反応に近かったように思います。
③設備や環境の印象(親目線)
館内は全体的に広々としていて、ベビーカーでも非常に通りやすい構造でした。混雑していても圧迫感がなく、ストレスなく進めるのは子連れにとって嬉しいポイントです。
また、ベビーカー優先入場が用意されていた点もありがたかったのですが、少し気になったのがスタッフの対応です。実際には、ベビーカーを押していた妻と、足が痛い義父だけが優先されて入場し、私(ぶれパパ)と義母は通常の列で待つことに。結果として家族がバラバラでの入場となってしまい、「それって意味ある?」と正直モヤっとしました。ベビーカー優先時には家族全員を一緒に案内してほしいという配慮があれば、もっと気持ちよく見学できたのにと感じました。

えっ…うちは家族で来てるんだけど…
バラバラにされたら意味なくない?(涙)
館内には休憩スペースも設けられており、展示を見終えたあとに妻と義父と待ち合わせることができました。トイレは見当たりませんでしたが、万博会場内の共用設備で対応できる範囲です。
④混雑状況や入場方法
私たちがスペイン館を訪れたのは11:35頃。待ち時間は5分ほどで、すぐに入館することができました。館内の見学所要時間はおおよそ10分程度で、比較的コンパクトにまとまった展示構成となっていました。
入場には整理券や事前予約は不要で、当日にそのまま並んで入れる形式です。平日だったこともあり、大きな混雑もなく、ゆったりと見学できたのは嬉しいポイントです。
また、ベビーカー利用者には優先入場制度がありましたが、実際にはベビーカーを押している妻と、足が痛い義父のみが対象とされ、私と義母は通常の列での待機に。結果として家族がバラバラでの入場となってしまい、正直少し残念でした。訪れる方は、「家族一緒に入りたい」と事前にスタッフへ伝えることをおすすめします。
⑤個人的な感想(パパ視点)
スペイン館の展示全体を通して感じたのは、やはり最後の部屋のインパクトの強さ。赤と黄色の光に包まれた空間は、まるで気持ちをリセットしてくれるような感覚で、「元気になれる部屋」という印象でした。展示自体はそこまで派手な演出があるわけではないのですが、“明るい色っていいな”と素直に感じられるフィナーレでした。
他のパビリオンと比べて、“体験型”ではない分、好みは分かれるかもしれませんが、短時間でも印象に残る展示だったと思います。

この色使い…まさにスペインの情熱!
正直、ちょっと元気出たかも。


⑥読者へのアドバイス
スペイン館を出た後、すぐ近くにはオリーブオイルやワインの販売ブースがありました。さらに、スペイン料理を楽しめるレストランも併設されていたので、展示だけでなくグルメも楽しみたい方にはおすすめです。
展示時間も短めなので、時間に余裕がない方でも気軽に立ち寄れるパビリオンです。もし「ちょっと疲れてきたな…」というタイミングで立ち寄れば、明るく元気な気分にさせてくれる空間でリフレッシュできるかもしれませんよ!
他の館の詳細記事はこちら!
- 【1歳児連れで行く!】パソナ館の展示は子どもも楽しめる?|大阪・関西万博2025
- 【1歳児連れで行く!】オーストラリア館の展示は子どもも楽しめる?|大阪・関西万博2025
- 【1歳児連れで行く!】サウジアラビア館の展示は子どもも楽しめる?|大阪・関西万博2025
コメント