ぶれパパ家の家さがし日記|住宅購入と資産形成を両立する5年ロードマップ

家計とライフプラン

ぶれパパ家では、今は賃貸で暮らしています。子どもが生まれることを見越して広めの物件にしたため、当面の生活には大きな不便はありません。

それでもやはり「家がほしい」という思いは、家族との時間を大切にする中で少しずつ強くなってきました。

家は、家族と過ごすためのかけがえのない場所。特に子どもとの日々の思い出を刻む“家族の拠点”として、いつかは自分たちのマイホームを持ちたいという気持ちがあります。

もちろん、今すぐに飛びつくつもりはありません。住宅購入は人生で最大級の支出。勢いだけで決断するのではなく、しっかりと試算し、「買っても家計が破綻しない家」を選ぶことが重要だと考えています。

この記事では、ぶれパパ家がマイホームを購入するまでの道のりを時系列で整理し、これから家を検討する方にとっても参考になるような計画の立て方を紹介していきます。

家を買うのは勢いも必要。でも、無理のない範囲で“買って良かった”と思える選択をするために、一緒に考えていきましょう。


なぜ家を買いたいのか?

ぶれパパ家がマイホームを検討している理由のひとつは、子どもが成長する中で「落ち着いた暮らしの拠点」を持ちたいという想いです。

スーパーや薬局、病院といった生活インフラが整っていて、子育てをするにも安心できる環境で、家族とともにゆっくり暮らしていける場所を見つけたいと考えています。

現在の賃貸住まいは、広さには余裕があるものの、多少の古さを感じる場面もあり、共用部の清掃が行き届いていないと感じることも。将来的に取り壊しなどのリスクがある点も少し不安要素です。

マイホームを持つことには、物理的な安心感だけでなく、「この家で家族とどんな思い出を作っていくか」という気持ちの部分も大きいと感じています。そして何より、「この場所を守るために頑張ろう」と思えるような、暮らしへのモチベーションにもつながります。

とはいえ、今すぐに購入を急ぐつもりはありません。資産的にはまだ再建の途中。現時点で無理に背伸びをしてしまうと、かえって暮らしを苦しくしてしまうことも分かっています。

だからこそ、「子どもが小学校に上がるまで」というひとつのタイミングを目安にしつつ、今は住みやすい現状を活かしながら、じっくりと良い出会いを待つスタンスでいきたいと考えています。


我が家が“買いたい家”とは?

具体的に「どんな家を買いたいのか?」と聞かれると、ぶれパパ家にはいくつか明確なイメージがあります。

まず立地。名古屋市内で駅から徒歩5分以内というアクセスの良さは絶対に譲れないポイントです。子どもの通学や将来の通勤、そして将来的なリセール価値も考えて、駅近は大事にしたい条件です。

現在はマンションに住んでおり、当面の購入対象もマンションを想定していますが、将来的にはぶれパパの実家の土地に戸建てを建てる構想もあります。ただ、それが何年先になるかはまだ未定のため、まずは「今の暮らしを支える家」としてのマンション選びを重視しています。

広さは75㎡・3LDK程度。家族3人で過ごすにはちょうどよく、将来的に子ども部屋の確保もしやすい間取りです。ぶれママは「新築希望」派ですが、ぶれパパとしては中古でも良いと思っています。ただしその場合でも築7年以内くらいの“きれいな物件”が希望条件です。ぶれ子が大きくなったら、どっち派になるのか楽しみですね。きっとママの味方かな……?

その他の希望条件としては、内装のきれいさや内廊下設計も魅力的。できればタワーマンションのようなリセールに強い物件も選択肢に入れたいですが、現在のような不動産バブル状態ではなかなか手が届かない現実もあります。

駐車場についても平面式が理想ですが、月々の料金が高くなりがちなため、ここは要相談ポイントです。

こうして条件を挙げていくとキリがないですが、「この条件を全部満たす!」というよりも、ぶれパパ家の家計・ライフステージ・価値観にフィットする“ちょうどいい家”をじっくり見つけていきたいと考えています。

家を買うまでの5年ロードマップ

ぶれパパ家では、子どもが小学生に上がるタイミングでのマイホーム購入を目標としています。具体的には「今から4〜5年後」、つまり2029年前後が理想のタイミングです。

ただし、これはあくまで「理想の形」。実際には資産の増減や住環境の変化、子育ての状況によって、予定が前後する可能性も十分にあります。

それを踏まえた上で、今後5年間でやっていきたいことを以下のように整理しています。

年度やること
2025年情報収集スタート。家の目利き力や住宅ローンの仕組みなど、知識の下地作りに集中。
2026年頭金を貯める年。生活とのバランスを保ちつつ、資産形成を強化。
2027年ゆるりと見学スタート。まだ本格的には動かず、“目を慣らす”段階。
2028年エリアを絞り、本格的に物件選びへ。気になる物件はタイミングを見て動く。
2029年購入・入居へ。引越しや手続き、生活の再設計を進める。

この5年計画の中でも、特に資金面の準備は大きな課題です。車のローンや家族旅行などもあるため、なかなか「ガッツリ貯まる」という状況にはなりません。

それでも、新NISAでの資産形成が将来的に自動成長フェーズへ移行してくれることを信じて、投資信託への積立をコツコツと継続中です。今はしんどい時期ではありますが、「貯める力」と「育てる力」の両輪を回している状態です。

ちなみに、保険については結婚時に見直し済みで、子どもが生まれても大きな変更は加えていません。学資保険も加入せず、そのぶん柔軟に投資で備える方針です。

節約に関しても、「我慢しすぎない」がモットー。モチベーションが下がってしまっては本末転倒なので、必要な支出は楽しみながら使いつつ、住宅購入のタイミングを少し後ろにずらすという柔軟さも持っています。

なお、住宅展示場などにはまだ行っていません。今はその“気持ちが高ぶるフェーズ”ではなく、「土台作り」の時間。焦らず、でも少しずつ前に進む。そんなスタンスでこの5年を歩んでいきたいと考えています。

ぶれパパ
ぶれパパ

5年後くらいを目安に、無理のない範囲でマイホームを考えたいと思ってるんだ。資産もしっかり育てながらね。

ぶれママ
ぶれママ

それなら安心かも。ぶれ子ものびのび過ごせる場所があったら嬉しいし、私もおうち時間がもっと楽しめそうだな〜。

ぶれ子
ぶれ子

おうち、ひろいといいな!おもちゃもいっぱい〜!

家を買ううえで感じる課題と不安

ここまで理想や計画を話してきましたが、現実的には不安もたくさんあります。むしろ不安だらけです。

まず大きいのは、今の職場に対する不安です。住宅ローンは何十年にもわたる長期の契約。いまは家族との時間も確保できていて、ぶれ子とも夕方には遊べる環境ですが、この先、職場環境が変わったり、昇給が見込めなくなったりすれば、ローンを背負うこと自体が重荷になる可能性もあります。

そして金利や住宅価格の問題。いまの不動産市場には“バブルのような違和感”を感じています。これは株式市場にも通じるものがありますが、指標から大きく乖離しており、「本当にこの価格に見合う価値があるのか?」と考えてしまいます。

加えて、資材費や人件費も今後下がる見込みは薄く、「高いけど今買うべきか?」「でも後になってもっと高くなるかも…」と、悩みは尽きません。

ライフプランの面でも、住宅費だけでなく教育費や老後資金といった“重い三兄弟”が控えています。一気に3つを同時に準備するのは正直きつい。

だからこそ、老後資金だけでも先に投資信託で自動育成フェーズに持っていきたいと考えています。今のところ、60歳時点で7,000万円を想定していますが、これはかなり“守りすぎた前提”です。

実際には、退職金や個人年金の受け取り、そして年金支給額を冷静に見直せば、老後に必要な自前資金は3,000万円程度でも十分なのではないか——そんな“攻めた前提での再計算”が必要だと感じています。

「今じゃなくてもいいんじゃないか?」という思いがゼロなわけではありません。実際、ぶれパパには実家の土地があり、将来的にそこに戸建てを建てる選択肢もあります。以前は「それまでずっと賃貸でもいいかな」と思っていたこともありました。

でも、ぶれ子が生まれて、その気持ちは変わりました。子どもにはのびのびと自由に育ってほしい。ぶれママとぶれ子と過ごす場所は、やっぱり大切にしたい。その想いが、少しずつ家への意識を高めてくれています。

とはいえ、今すぐ決断できない最大の理由はやはり“資産の問題”。もし今、資産が5,000万円あれば、きっと購入に踏み切っていると思います(3,000万円ではまだ怖い)。

本来は安全思考なのに、株式では信用取引で攻めてしまった。そんな“ぶれパパらしさ”も認めつつ、今は焦らず、自分たちらしいタイミングで動けるよう準備を進めているところです。

まとめ|一緒に悩みましょう

家を買うというのは、金額の大きさ以上に「人生をどう生きていくか」を問われる選択だと感じています。

この記事では、ぶれパパ家が描いている“マイホームまでの5年計画”をお話ししましたが、本当に伝えたかったのは、「資産形成をした上で住宅を検討する大切さ」です。

住宅を買うために資産を使い果たすのではなく、しっかりと土台を築いてから検討する。だからこそ焦らない。今すぐじゃなくてもいい。そんなスタンスでもいいんだよ、ということを、この記事を通じて共感してもらえたら嬉しいです。

無理にローンを組まない。すべての条件が完璧に揃う家を探すよりも、「縁」や「タイミング」を大切にする。そして時には、良い意味での妥協も必要。

家との出会いは“運命”かもしれません。そしてその運命に出会える準備を、今から少しずつ整えていけたらいい。そう考えています。

今後は、住宅ローンの考え方や予算の決め方といった、より具体的な話題についても記事にしていく予定です。

一人で悩まず、誰かと共有できるからこそ救われることもあります。

一緒に悩みましょう。そして、一緒に考えていきましょう。

ぶれパパ
ぶれパパ

今はまだ準備期間だけど、家族で話しながら一歩ずつ進めていけたらいいね。

ぶれママ
ぶれママ

うん、焦らなくていいよ。その分、納得できる家に出会いたいね。

ぶれ子
ぶれ子

まいほーむ、たのしみー♪

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コメント

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