暴落でも積立をやめなかった理由。含み益バリアと“仕送り”の精神

資産形成

暴落でも積立をやめなかった理由。含み益バリアと“仕送り”の精神

① フルレバで資産半減しても、積み立てはやめなかった

ぶれパパ
ぶれパパ

フルレバで地獄を見た時も、積み立てだけは手放そうと思わなかったんです。

全く思いませんでした。
資産が大きく減っても、積み立て投資をやめようと思ったことは一度もありません。

その理由はシンプルで、「株式市場は長期で見れば右肩上がり」という事実を信じていたからです。
確かに個別株投資では、今あるお金を増やそうとして失敗しました。
でも積み立て投資は“将来のお金”を育てるものであり、そもそも目的が違います。

短期と長期、利益を求める対象も、考え方も全く別物。
だから、積み立てだけはこれからも継続すると決めています。

② 将来のお金を育てるために積立を続けた理由

積み立て投資を始めたのは、旧つみたてNISAがスタートした頃。
投資に詳しい親友に勧められて、本やYouTubeで調べながら「将来のお金」を早めに準備しようと決めました。

当時は「老後2000万円問題」という言葉が話題で、
「どうせならその金額を超えてやろう」と、老後資金作りに励むモチベーションにもなっていました。

今では「老後4000万円問題」なんて言葉も飛び交っていますが、
数字が変わろうと、備えておくという考え自体はブレていません。

また、積み立てには「安心感」があります。
お金があれば、会社にしがみつかなくても済む。
経済的な余裕は精神的な余裕にもつながりますし、結果として仕事のパフォーマンスにも影響すると思っています。

③ 過去データに信頼を置いているから

積み立てを続けられるのは、「信じるに足る根拠」があるからです。

「ウォール街のランダムウォーカー」「敗者のゲーム」「お金は寝て増やしなさい」「インデックス投資は勝者のゲーム」などの書籍を読み、
株式市場が長期的に成長してきたこと、インデックス投資の優位性を学びました。

さらに、自分自身の積立の実績も後押しになっています。
本に書かれていた理屈通りに、コツコツ積み立ててきた投資信託がしっかりと成果を出している。

「読んで学んだこと」と「自分の投資成績」が一致したことで、
長期的に積立を続けることの正しさを、身をもって実感できています。

ぶれパパ
ぶれパパ

インデックス投資って、思っていたより地味。でも、読めば読むほど“勝ち筋”が見えてきました。

④ 感情に左右されずに続けられた理由

暴落時、資産全体が激減したときも、積立に関しては怖いとはあまり感じませんでした。
なぜなら、これまでコツコツ続けてきたことで、含み益バリアがしっかりと形成されていたからです。

たとえ始めたばかりでバリアが薄くても、毎月の積立額は「自分の許容範囲」に抑えていれば問題ありません。
無理な金額でさえなければ、多少の下落でも耐えられる余裕があるからです。

私はすべて自動積立設定にしています。
感情を交えずに買い続けられる仕組みは、暴落時こそ真価を発揮します。

ただし、注意点がひとつあります。
限界まで積み立てすぎないこと。
……と書きながら、私はけっこうギリギリまで積み立てているんですが(笑)

それでも、「減ってはいけないお金」に手を出していないという意識があるので耐えられます。
資金管理がしっかりできていれば、怖くて手を離すことはありません。

⑤ 積立が“精神的な支え”になっていた

積立投資は、精神的な支えにもなってくれました。

資産が大きく減っても、投資信託の積立だけは「これは将来への仕送りだ」と思えばいい。
波はあるけれど、含み益バリアもあるし、何より長期で見ればただのさざ波に過ぎない。

どれだけ今上下しても、「これは将来のための試練」だと受け止めています。
「これを乗り越えたら、会社にしがみつかなくてもよくなる」
――そう考えて、ひたすら売らずに耐える。そして自動で買い続ける。

やることは、それだけです。

ぶれパパ
ぶれパパ

自分にできるのは、“売らない”と“買い続ける”だけ。あとは市場に任せます。

⑥ 積立は“未来の自分と家族”への仕送り

積み立て投資は、未来の自分と家族への仕送りだと考えています。

今の自分から、未来の生活費を少しずつ送っておく。
その行為自体が、安心を生む“投資”であり“防衛”でもあります。

相場が荒れても、上下の波を耐え抜いた者だけに与えられるご褒美(利益)がある。
それを信じて、ただ黙々と仕送りを続けるだけ。

積み立てとは、「信じて続ける力」そのものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました